東 勝吉 Katsukichi HiGASHi
東 勝吉
ひがし かつきち
Katsukichi Higashi
無名の水彩画家、日田生まれで、職業は木こり。由布院盆地にある温水園という老人ホームで83歳から99 歳の亡くなるまで、100 点以上もの作品を自己流で描き上げたスーパーおじいちゃんです。
プロフィール
1908（明治41）年 2月21日 大分県日田市に生まれる
1986（昭和61）年11月 湯布院町特別養護老人ホーム温水園に入所
1991（平成 3）年 始めて絵筆を握る(83歳)
1997（平成 9）年11月 初個展 『東勝吉素朴画展』 由布院駅アートホール
2007（平成19）年 3月14日 温水園にて永眠(享年99歳)
5月 ドキュメンタリー映画 / 監督：大谷隆広
『99ninety-tine東勝吉99歳孤高の無名画家』
7月 回顧展 福岡県福岡市新天町 ギャラリー風
2007（平成19）年 8月 「東勝吉 常設館」設立 温水園内
2009（平成21）年 2月 回顧展 大分県日田市 パトリア日田『故郷に錦を飾る』
3月 回顧展 佐賀県武雄市 エポカル武雄
11月 回顧展 大分県日出町 大分県立日出暘谷高等学校
2010（平成22）年 9月 大分県別府市 別府ビーコンプラザ
2011（平成23）年 9月 大分県由布市 クアージュゆふいん健康温泉館
「おおいたコレクション-大分県立芸術会館所蔵地域巡回展」特別出展
2021(令和 3）年 7~9月 東京都上野 東京都美術館「Walls&Bridges 世界に触れる、世界に生きる」
12月 由布市 由布院駅アートホール 「東勝吉 里帰り展」
2010〜隔年開催 東勝吉賞水彩画公募展「陽はまた昇る~83歳からの出発~」
▷出展者の作品と共に数点展示
東勝吉 関連書籍
偏愛ムラタ美術館
著者：村田喜代子
2009年
『一枚の繪』に掲載された内容が一冊の本に。ナイーブ・アートと紹介され、村田さんの驚きが14pに渡り作品と共に紹介されている。
原風景のなかへ
著者：安野光雅
2013年
日本の原風景を求めて、列島各地を訪ね歩いた画文集。由布院を訪れ東勝吉の作品に出会った時の事が由布院の風景と共に描かれている。
タイトル「田園に咲いた花」由布院
会いたかった画家
著者：安野光雅
2016年
『原風景のなかへ』から繋がり、「湯布院で見た絵のこと」として作品の事をわかりやすく簡潔に解説をしている。
雑めく心
著者：谷川晃一
2016年
「公募展・八十二歳では若すぎる」として、由布院との繋がり、そして公募展の事と東さんの事が書かれている。
西日本新聞文化
月刊誌
2007年
由布院アートストック代表の中谷健太郎 と画家 ゴトウ千香子による寄稿
89歳での個展の様子など
東勝吉ギャラリー K.HiGASHi Gallery
特別養護老人ホーム
温水園 ぬくみえん
大分県由布市湯布院町川北1964
TEL 0977-85-3722
10:00～17:00
入館無料
（※注：入口にて受付・手洗いをしてください
老人ホームの為、冬季の入館ができない
場合がございます。ご了承ください。）
